地盤調査
地盤調査には、地域の気候、現在の環境、過去はどのような土地であったかなど調査することが大切で す。
とくに地震災害などで被害を少なくするための要因となります。調査をすれば悪い所の対策を打つこもできます。
基礎
2011年3月11日の大地震でもお分かりのように、地盤によって、家の災害の程度がかなり違うようです。
地盤調査の結果、軟弱地盤であれば地盤改良が必要となります。
地盤改良工事としては地盤補強のために柱状改良工法がとられます、次に基礎工事に入りベタ基礎が造られます。
地震学者によると日本列島は地震の活動期に入ったといわれていますので家造りには重要な工事の一つになりました。
基礎工事にはベタ基礎と布基礎の2種類ありますが、上記でも書いたように住宅基礎にはベタ基礎が良いようです。
布基礎は昔から一般的でしたが、条件としては地盤が硬くなければなりません。
基礎が完成したら上に木製の土台を連結します。基礎は家が立ってしまえば二度と見る事が出来ませんので、
工事監督と一緒に見るのもよいでしょう。 
 
骨組みに使用する木材は大工の手刻
ウッドデザインの家の骨組みとなる木材は国産材を使用しています。
ウッドデザインの親会社である佐川工務店が製材業者から仕入れをし、大工が骨組みの全体像をつかみ、
木材をどう組み合わせるかを考えながら、木材を選別し、捩れ、曲がり、歪みを調整し、
次に墨付けをし、柱や梁、棟木となるように手刻みします。
※手刻みとは、大工が木材を柱や梁、棟木になるように加工することです。
※大量の家を作る住宅会社は機械によるプレカットという加工法で柱や梁、棟木を作ります。
大量生産、大量消費、大量エネルギー消費という一昔前の産物と考えられます。
 
棟上(建舞ともいいます)
大工が仕上げた柱や梁、棟木で家の骨組みを作ります、棟梁の指図に従って組み上げられていきます。
棟上げのときにコンコンという音を聞いたことがあると思います、この音は柱と梁を繋ぐときに掛け矢(大きな木槌)でたたく音です。
大工が朝から晩まで飛び回り一日で棟上げを終了させます。
この骨組みの部分は家が仕上がるころには、ほとんど見えなくなりますので絶対に手の抜けない作業です、
このときの大工のピリピリとした緊張感は100%を超えているでしょう。
20年前頃までは安全祈願などをかねて、建て主、棟梁、大工、近くの住民などが集まって棟上げ式を祝ったものです。 
屋根、壁、床、室内などの造作
大工が屋根、壁、床、室内の基礎となる箇所を全て仕上た後、監督と棟梁の指示で専門の職人が作業に取りかかります。
一件の家に携わる職人を紹介しましょう、設計士、大工、製材、基礎、鳶、土工、塗装、屋根(瓦、板金)、
給排水設備、電気、タイル、内装クロス、サッシ・建具、左官、クレーンオペレーターの職人達です。
ウッドデザインの家造りに関わっている職人は全て地域に根ざしている職人ですので、あうんの呼吸で作業が進みます、
職人あっての設計監督、棟梁と常に考えて家造りをしています。
 
外溝工事
外溝工事は建物の周りのフェンスやブロック、庭、車庫、玄関などの外回り工事す。
 
設計編 
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