最近はあまり見かけなくなりました、皆さん忙しいからなので しょうかね。「建前(たてまえ)」というのが一般的なのですが、 なにごとも縁起をかつぐのが基本!なので「建舞」と記していま す。大工さんが組みあがる柱梁の上をヒョイヒョイと渡って掛 け声をかけながら、かきや(木槌)をふるう様が舞うように見 えるからだそうです。建舞とは主な構造体が組みあがった 状態にすることで「上棟」「棟上げ」などともいいます。 四方の柱に、お神酒、米、塩を撒き、お清めします。施主さんが あがって、棟木をおさめ、四方餅をなげて、のさ棒(梵天ぼんで ん)と吹流し(5色帯)をあげ、みんなで御神酒で工事の無事を 祈ります。お酒を振舞ったり、お菓子や紅白餅や五円玉などを 屋根から撒いて「建舞」の修了となります。